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ロマノフ皇帝一家を処刑したのはいわゆるトロツキー派のボルシェヴィキだという
のは有名ですが、この処刑の決断について、トロツキー自身はどのように係わって
いたのでしょうか。彼の著作の中にはこれに触れてる部分はあるのでしょうか?
「アナスタシア妃がかわいそう!」などというのは平和な社会にくらす、唯の一度
も飢えたこともない甘ったれた小市民の幼稚な感想にすぎないのは理解できます。
反動の中枢たるロマノフ家は帝国主義戦争で、搾取で、農奴制で、たくさんの
「かわいそう!」な人々を産みだしていました。
が、やはりそれでも、この種の酷薄なまでの政治的決断にはある種の疑問を感じ
ざるを得ません。
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