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ロシア革命が生んだ、レーニンと並ぶ偉大な巨人トロツキーの著作をこのようにインターネット・ライヴラリーとして、何時でも読める環境を提供して戴いてとても感謝します。
日中はなにかと多忙で、夜11時ころから2・3時頃まで読みふけってしまうこともあります。
60年代のほんの青春時代に読みかじった「共産党宣言」をはじめ一部の古典、それから当時、日本共産党の影響を強く受けていたがために、トロツキーを極左冒険主義とみなし、今日までトロツキーの著作に触れることがありませんでした。
ソ連邦及び東欧の社会主義が崩壊してのち、仕事の関係上もあって運動には加われず密かに「隠れ主義者」の立場で、この国の社会主義の退潮を悲しい思いで見つめてきました。
8月頃から、トロツキー研究所とこのライヴラリーサイトを読み始め、まだほんの端緒についたばかりですが、革命の殉教者たるトロツキーの透明感のある文章やその知性と洞察力の深さに触れて驚嘆の賛意を感じてしまいます。
今日、この国を覆うグローヴァリズムとは何か、真の民主主義と社会主義について、トロツキーの著作から学ぶべきことがらは始まったばかりです。
「トロツキー研究」の著作集についても、予算の都合がつき次第に全編購入を予定しています。
混迷の度合いを深めるこの国の左翼運動にとって、貴事業がこれからますます重要になってくると思います。本サイトの発展を願って。
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