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ありがとうございます。

 投稿者:関本洋司メール  投稿日:2007年 6月10日(日)17時49分20秒
  管理人様、大変ありがとうございます。トロツキーの言葉をエイゼンシュテインが引用していたことはあまり知られていないので、新盤DVDが発売されるのを機会に、もっと知られていいと思います(「水星通信」no.4にも関連情報がありました)。
バックナンバーも届きましたので、個人的にトロツキーをもっと研究してみようと思います。
重ねてありがとうございました。
 
 

見つかりました

 投稿者:管理人  投稿日:2007年 5月25日(金)13時33分31秒
   関本さん、何とか見つかりました。苦労しましたよ(^_^;)。
 トロツキーの『1905年』という著作に出てきます。この著作は、1905年の第1次ロシア革命の模様をドキュメンタリータッチで描いた作品で、最初ドイツ語で出版されています。そのときの題名は『革命のロシア』です。詳しくは、以下のURLをご参照ください。
 見つけるヒントになったのは、ポチョムキンの反乱が1905年革命のときであることと、引用がドイツ語であるという2点です。そこで、1905年革命の過程をドイツ語で書いた著作として、『1905年』の一節ではないかと見当をつけたわけです。
 さて、この著作の「艦隊反乱」という章に、くだんの文章が出てきます。若干言葉が違いますが、これに間違いないでしょう。現代思潮社版の『1905年』から該当箇所を引用します。

 「叛逆精神がロシアの大地を駆けめぐっていた。何か巨大で神秘的なある過程が無数の人々の心の中に起こりつつあった。恐怖心の絆は引きちぎられ、やっと自己を意識したばかりの個は大衆の中に溶け込み、大衆は奔流の中に溶け込んだ」(トロツキー『1905年』原暉之訳、現代思潮社、1969年、197頁)。

 いちばん違うのは冒頭の「叛逆の精神」が、映画では「革命の精神」になっていることですね。1909年にドイツで出版された『革命のロシア』の原文を見て見ますと、やはり「革命」ではなく「反乱」「暴動」と訳せる単語になっています(Aufruhr)。文脈的には、原訳の「叛逆」よりも「反乱」の方がいいでしょうね。ロシア語でも「反乱」「暴動」の意味の単語がきています。
 あと、「恐怖の絆が引きちぎられ」が映画の方では省略されています。ドイツ語原文にもこの部分はあります(es losten sich die Band der Furcht)。

 それにしても、あの有名な『戦艦ポチョムキン』の冒頭にトロツキーの『1905年』からの一節が引用されていたとは知りませんでした。そしてそれがその後、スターリン時代に、レーニンの言葉に置き換えられたことも知りませんでした。

http://www.trotsky-library.com/photo/03/russland-revolution.htm

 

うーむ

 投稿者:管理人  投稿日:2007年 5月25日(金)01時08分21秒
   関本さん、書き込みありがとうございます。メールの方も受け取りました。注文分は近日送付いたします。
 さてさて、お問い合わせの件ですが、これはなかなか難しいですね。すぐには思いつきません。なので、もうしばらくお待ちください。ちょっと調べてみます。
 

追記

 投稿者:関本洋司メール  投稿日:2007年 5月24日(木)12時52分8秒
  追記:
ポチョムキンの冒頭の言葉は、後にレーニンの言葉に書き換えられてしまったので現行バージョンにありません。
ちなみに、トロツキーの言葉のドイツ語版は以下です。
Der Geist der Revolution schwebte ?ber dem russischen Lande. Irgendein gewaltiger und geheimnisvoller Proze? vollzog sich in zahllosen Herzen: die Individualit?t, die eben erst sich selbst erkannt hatte, ging in der Masse auf und die Masse in dem gro?en Elan.
 

問い合せ

 投稿者:関本洋司メール  投稿日:2007年 5月24日(木)12時37分46秒
  下記サイトにある『戦艦ポチョムキン』冒頭のトロツキーの言葉の出典を探しています。
「革命の精神がロシア国土のうえに漂っていた。ある巨大で秘密に満ちたプロセスが、無数の心のなかで成就した。すなわち、
ようやく自分自身を認識したばかりであった個人性が、大衆のなかに解消され、そして大衆が、大いなる飛躍のなかに解消されたのだ。」
http://osiris22.pi-consult.de/view.php3?show=54670727
「ベンヤミン 救済とアクチュアリティー」(河出書房新社p115)参照。

もしわかりましたら、
出典元をお教え願えないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 

読める人もいます

 投稿者:管理人  投稿日:2007年 4月 2日(月)16時06分29秒
   書き込みがあることに、今の今まで気づきませんでした。すいません。

>トロツキー研究所の方々はロシア語とイギリス語を読めるんですか?

 事務局員に限定して申し上げると、読める人と読めない人がいます。英語は基本的に全員が読めます。ロシア語は半分が読めます。その他、フランス語、イタリア語、中国語、スペイン語、ドイツ語なら、少しだけ読める人がいます。
 

語学

 投稿者:つのじ  投稿日:2007年 2月20日(火)07時27分19秒
  トロツキー研究所の方々はロシア語とイギリス語を読めるんですか?  

研究会いきます

 投稿者:やのふすき  投稿日:2006年 8月30日(水)16時15分6秒
  今度の研究会、いきます。

講師の岡田先生の近著、『コンドラチェフ経済動学の世界 長期景気波動論と確率統計哲学』とかはお安く入手できるのでしょうか?

いまマンデルの『資本主義発展の長期波動―ケンブリッジ大学特別講義録』を読み返しています。ぼくの関心事は、長期波動理論と新自由主義グローバリゼーションとの関係です。現実の経済と政治、そして社会主義運動の世界的再生に向けたヒントが得られるといいな、と期待しています。
 

バックナンバー

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 7月22日(土)21時42分43秒
   実を言いますと、引越しの際に、手違いで、かなりの量のバックナンバーがなくなってしまいました……。だもんで、最近の号を中心に持っていくことになりそうです。すいません。  

7月28日の講演会に期待します

 投稿者:oixkozoメール  投稿日:2006年 7月22日(土)08時39分18秒
  ご苦労さんです。ついでにと言ったら失礼ですが、「トロツキー研究」のバックナンバーには興味深いテーマの特集が、数多く見られます。この講演会で、出来るだけ多くのバックナンバーをそろえていただければ、ありがたい。  

書き込みありがとうございます

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 7月19日(水)13時44分56秒
  久しぶりの書き込みがあって喜んでいます。
『at』に投稿するべきかどうか迷ったんですが、どうせ掲載されないだろうと思って放置しました。
研究会に来れなくて残念です。たしかにもう少し早く宣伝するべきでしたね。
また書き込みのほうよろしくお願いします。
 

スッキリしました

 投稿者:やのふ好き  投稿日:2006年 7月19日(水)09時55分38秒
  「永続革命論」のアップ、ご苦労様でした。

雑誌『at』は、早くから注目して、購入していました。あの「お調子者」の論文さえなければ、それなりに楽しい雑誌なのですけどね・・・。まあ、「お調子者」の論文が掲載されていなければ、買ってなかったというのも事実なんですけどね。

もう少しソフトに「お調子者」の間違いだけを指摘した手紙を添えて『at』編集部に出してみてはどうでしょうか。「お調子者」には馬の耳に・・・かもしれませんが、編集部の若い方たちには勉強になると思いますよ。

今月末の1905年革命の学習会、どうしてもはずせない用事がありいけないので残念です。もう少し早くアナウンスをいただいていれば・・・、と不良会員のわがままです。

滞納会費、少しずつですが振り込みます。
 

原著コピー入手

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 7月10日(月)19時48分8秒
  北大から『永続革命論』の原著のコピーを入手したので、表紙の写真をアップしておきました。  

永続革命論

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 6月 9日(金)18時35分9秒
  ようやく『永続革命論』が完結しました。原著そのものをまだ手に入れていないんですが、これも近くコピーで入手する予定です。入手しだい、表紙の写真をアップします。  

(無題)

 投稿者:矢野通彦  投稿日:2006年 6月 8日(木)22時25分37秒
  >だいたい、歴史上の固有名詞なのですから、そういう風に訳さないと。「青年トルコ党」が原文直訳主義で「青年トルコ人」になるなら、そもそもガリバルディの「赤シャツ隊(Red Shirts)」は単なる「赤シャツ」と訳さなければならなくなるし、ロシアの反革命グループである「黒百人組(Black Hundreds)」は「黒い百」と訳さなければならなくなるでしょう。いずれの訳もそれが、それが歴史的に存在した一定の政治的傾向をもった集団の固有名詞であることがわからなくなるでしょう。





なるほど……。

言いたいことはわかります。
http://wiki.livedoor.jp/fukuoka_bengoshi/d/

http://plus-1.mychost.com/soc/

 

久しぶりの書き込み

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 6月 3日(土)23時50分51秒
  非常に久しぶりの書き込みがあって喜んでいます。
『バルカン戦争』はもちろん読破しましたが、私が感想を書くと手前味噌っぽくなるのでやめておきます。非常におもしろかったのは当然ですが、若干、翻訳に異論があります。とくに「青年トルコ党」が「青年トルコ人」と訳されていることですね。原文は「Young Turks」なので直訳すると「青年トルコ人」ですし、また同組織はいわゆる近代政党的な意味での「党」ではなかったという考えもあって「青年トルコ人」としたのでしょうが(最近ではそういう直訳主義が歴史学の世界にもはびこっている)、日本語の「党」というのは一定の目的をもったある程度均質的な集団というより広い意味も持っているので(「天狗党の乱」や「秩父党の反乱」みたいに)、あの集団を「青年トルコ党」と訳しても翻訳上は何も問題がないだけでなく、少なくともそれが固有名詞であり、かつ一定の集団であったことが訳語からもはっきりするので、「青年トルコ人」と訳すより数倍優れていると確信しています。
 だいたい、歴史上の固有名詞なのですから、そういう風に訳さないと。「青年トルコ党」が原文直訳主義で「青年トルコ人」になるなら、そもそもガリバルディの「赤シャツ隊(Red Shirts)」は単なる「赤シャツ」と訳さなければならなくなるし、ロシアの反革命グループである「黒百人組(Black Hundreds)」は「黒い百」と訳さなければならなくなるでしょう。いずれの訳もそれが、それが歴史的に存在した一定の政治的傾向をもった集団の固有名詞であることがわからなくなるでしょう。
 もし「Young Turks」をどうしても「党」という言葉を使わずに訳したければ、せめて「青年トルコ派」とでもしないと、歴史的に存在した一定の政治的集団の固有名詞であることが翻訳から推測できなくなってしまいます。
 このような誤った原文直訳主義は、あちらこちらで目にします。それはロシア革命研究の世界でも顕著になってきており、「社会革命党」に「社会主義者=革命家」などという素っ頓狂な訳語を当てたり、「立憲民主党」を「立憲主義者=民主主義者」などと訳して、それが原文の正確な訳だと自負する「専門家」がいたりで、本当に困ってしまいます。もしそれらが原文の正確な訳なら、これからアメリカの共和党(Republicans)は「共和主義者」と訳さなければならないし、民主党(Democrats)は「民主主義者」と訳さなければならなくなるでしょう。
 内容よりも翻訳論に話がそれて申し訳ありません。まあいずれにしても、時間をかけて読破するに値する名著ですよ。
 

バルカン戦争

 投稿者:つのじ  投稿日:2006年 6月 3日(土)11時02分57秒
  かなり前に購入し、積読になってます。^^;

読破した方がもしいらしたら簡単な書評というか感想をお願いしますm(__)m
 

>1905年

 投稿者:管理人  投稿日:2005年12月 1日(木)01時01分35秒
  書き込みありがとうございます。
おっしゃるとおり、『1905年』は革命的ルポルタージュ兼革命史の傑作ですよね。私も大好きです。こういう、すぐれて理論的であるとともに最上級のルポルタージュでもあるような革命史は、レーニンにもローザ・ルクセンブルクにもけっして真似のできないトロツキーの独壇場だという気がします。
次号の『トロツキー研究』は本日発送する予定ですので、2~3日後には各会員の手元に届くと思います。理論的な文章も多いですが、「ソフィア演説」と呼ばれている有名な1910年のトロツキーの演説は、非常に読みやすくて、臨場感があって、必読ですよ。
ハリー・ポッター役の少年と若き日のトロツキーが似ているというのは、すごい発見ですね(^O^)。トロツキーの生涯を映画化するなら、せめて3部作にしてもらいたいですよね。
 

1905年!

 投稿者:やのふ好き  投稿日:2005年12月 1日(木)00時18分47秒
  不良会員です。初めて書き込みさせてもらいます。

トロツキー研究の次号が1905年特集と聞いて喜んでいます。「どうしてだれも100周年なのに話題にしないんだ!」と憤りながら、約2ヶ月ほど前から、カバンに第二期トロツキー選集の『1905年』を忍ばせて暇を見ては繰り返し読んでいました。今日も通勤途中で読んでました。ライブラリーにも「総括と展望」以外にこの時期のものはなかったので、とてもうれしいです。

1905年革命でトロツキーの書いた論文集『わが第一革命』もちらほら読んでいますが、さまざまなエピソードなどがあって楽しいのは断然『1905年』のほうですね。革命の一時的退却(八時間労働要求のためのストライキを中断する)をめぐって「最も劇的な会議」となった11月12日の労働者会議での女性労働者の訴えなど涙ものです。ソヴィエト弾圧後の裁判の模様なども実に面白い。『ロシア革命史』よりは『自伝』的な筆の軽さ(?)のせいか、すいすい読めてしまいます(「序説 社会的考察」は後回しにして読んでますけど)。

『自伝』では14章を1905年革命に、15章を裁判、流刑などに割いていますが、面白いエピソードの大半はカットされています。『1905年』はもうあまり手に入らないのかもしれませんけど、多くのトロツキーファンに読んでもらいたい作品です。これを読んだあとに「総括と展望」を読むとまたまた意義深いと思います。

「リクエスト」とは関係なくなってしまいましたが、とにかく1905年関連の論文と力作であろう特集解題を読めると思い、つい書き込んでしまいました。これからも貴重な論文などを期待しています。

※通勤途中にある巨大な「ハリーポッターと炎のゴブレット」のポスターを見ながら、トロツキーに似てるよなぁ(岩波文庫『わが生涯』(上)の表紙の青年トロツキーの写真)、映画『わが生涯』はハリーポッター役の彼が主演だよなぁ、とかひとり妄想しています。
 

ありがとうございます

 投稿者:管理人  投稿日:2005年11月17日(木)19時36分57秒
  非常に勇気づけられる書き込み、ありがとうございます。
いったいどれほど読まれているのかもあまりよくわからない状態で、地道にホームページを作成してきましたが、このような声をいただけると、やってきてよかったと思えます。
今後も、少しずつですけれども、トロツキーの重要文献をアップしていきますので、ご支援、ご声援のほど、よろしくお願いします。
なお、『トロツキー研究』の次号がほぼ完成し、12月初頭には発行できる見通しです。『トロツキー研究』の準備のせいで、この数ヶ月間更新できませんでしたが、そのうち更新できるようになると思います。
 

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